2026年Q3のランサムウェア攻撃が過去最多を更新
Comparitechの最新レポートによると、2026年第3四半期のランサムウェア攻撃は計2,627件に達し、過去最多を記録しました。
Comparitechの最新レポートによると、2026年第3四半期のランサムウェア攻撃は計2,627件に達し、過去最多を記録しました。
長年、サイバーセキュリティで脅威といえば、ファイアウォールの突破や認証情報の窃取、未修正の脆弱性の悪用を狙う外部の攻撃者でした。私たちはこうした攻撃を想定して数十年にわたり訓練を重ね、防御体制を整えてきました。
リードアナリスト:Shikhar Dalela、Maddhav Grandy、Jeewan Singh Jalal
長年、ランサムウェアは主にマルウェアの問題とされてきました。ユーザーが不審なものをクリックするとファイルが暗号化され、身代金を要求するメッセージが表示されて、組織全体が対応に追われることになります。
〜「技術中心」から「人間中心」へ、従業員をリスクから最大の防御資産へ変革する新たな時代〜
米国国立標準技術研究所(NIST)が公表した「Human-Centered Cybersecurity(HCC:人間中心のサイバーセキュリティ)」に関するコンセプトペーパーにより、世界のサイバーセキュリティ戦略は大きな転換点を迎えようとしています。従来の「技術中心」のアプローチから「人」を主軸に置くアプローチへの移行を提言する本ペーパーは、これまでのセキュリティ概念を根本から覆すパラダイムシフトをもたらすものです。
Palo Alto Networks の Unit 42 によると、AIツールを騙してユーザーをフィッシングサイトへ誘導させる「ファントムスクワッティング(phantom squatting)」と呼ばれる新たな手口が確認されています。
ESETのリサーチャーによると、AIツールの活用によって、標的型ソーシャルエンジニアリング攻撃における偵察段階のスピードが飛躍的に向上しています。攻撃者はこうしたツールを使い、インターネット上に公開されている標的候補の情報を網羅的に収集し、それを一人ひとりに合わせたスピアフィッシング攻撃に組み込むことができます。
Experianの最新調査によると、詐欺による被害額が前年と比べて「やや増加した」または「大幅に増加した」と回答した企業は60%に上りました。また、AIを悪用した詐欺の手口のうち、最も警戒されているのがAIで作成されたフィッシング攻撃でした。
ReliaQuestのリサーチャーによると、攻撃者が侵害したホテルのWi-Fiルーターを悪用し、ユーザーをMicrosoft 365のフィッシングサイトへ誘導していることが確認されています。この攻撃は米国内の複数の都市に加え、インドやサウジアラビアでも観測されています。こうしたDNSポイズニング攻撃は、不審な兆候をほとんど残さないまま、ユーザーをフィッシングサイトへ送り込むことができます。