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KnowBe4、人間とAIが協働するワークフォースを保護する「Agent Risk Manager」を発表

作成者: TOKYO, JP|2026年11月5日

KnowBe4が持つ16年分の行動データを基にAIエージェントが危険な動きを予測

人間とAIエージェントの双方をセキュアに保つ、デジタルワークフォースセキュリティのリーダー、KnowBe4(ノウビフォー、本社:米国フロリダ州タンパベイ、社長兼CEO:ブライアン・パルマ(Bryan Palma))は本日、自律型AIエージェントの行動を保護・監視・管理する防御システム「Agent Risk Manager」を発表しました。本アプローチは、「KnowBe4プラットフォーム」の中核として、組織が人間とAIのワークフォースのリスクを定量化し、最小化できるよう支援します。

■Agent Risk Managerとは

この連携により、企業はWorkday Learningを通じて、KnowBe4のセキュリティ意識向上トレーニングおよびコンプライアンストレーニングをシームレスに提供でき、実施状況と修了記録を自動で同期することで、管理業務の負担を軽減できます。KnowBe4は、Workday Innovation Partnerとして、「Workday Design Approved Integration」バッジを取得しています。

KnowBe4 for Workday Learningは、KnowBe4のトレーニングライブラリを、AIを活用した学習プラットフォーム Workday Learningに直接接続し、企業が、既存の学習環境の中で、セキュリティ意識向上トレーニングを効率的に管理できるようにします。これにより、お客様はトレーニングコンテンツを最新の状態に保ち、記録の手作業での突き合わせをなくし、Workday Learning内で、正確なトレーニングデータをリアルタイムで維持することができます。

企業の労働力が「人とAI」の協業へとシフトする中、AIエージェントが受信トレイの閲覧や機密データへのアクセス、自律的な業務実行を行うケースが急増しています。しかし、個人アカウントやシャドーAIの利用実態を把握することは多くの組織で困難でした。

「Agent Risk Manager」は、KnowBe4が培ってきた人的行動分析のアプローチを応用し、AIの振る舞いを可視化・分析・評価するソリューションです。プロンプトインジェクションやデータ漏洩といった脅威をリアルタイムで検知・ブロックするだけでなく、最大の特徴として、リスクのある操作を行った従業員へその場で「何が起き、なぜ問題なのか」を即時コーチングします。単なる遮断にとどまらず自発的な行動変容を促すことで、組織内のAIリスクを恒久的に低減し、強固なAIセキュリティカルチャーを醸成します。

■Agent Risk Managerの主な機能

  • 可視化・検出(Discover):ブラウザ拡張機能および主要AIプラットフォームとのAPI連携により、社内のシャドーAIやAIエージェントの利用状況を網羅的に検出・インベントリ化します。エンドポイントへの個別ソフトウェアのインストールは不要で、ユーザーによる無効化を防ぎながら正確な資産把握を実現します。
  • 統制・制御(Govern):検出されたリスクに基づき、組織全体のセキュリティポリシーを策定・適用します。ブラウザ拡張機能を経由して、あらゆるAIアクセス先に対して「許可」「警告」「ブロック」の制御を実行することで、データ漏洩やプロンプトインジェクションといったリスクへの実効的な対策を実現します。
  • コーチング(Coach):リスクのあるAI操作を検知した際、該当する従業員へその場で問題の内容と理由をリアルタイムに通知・解説します。単なるアクセスの遮断ではなく、安全な活用規範の理解を促すことで自発的な行動変容を引き出し、組織のリスクを根本から低減します。

■Agent Risk Managerの主な特長

  • 16年の実績に裏付けられた「共通リスクスコア」への統合:世界70,000社以上で利用されているKnowBe4のリスクスコアにAIリスクを統合。KnowBe4プラットフォーム上で、人的リスクとAIリスクを一元的に可視化・測定できます。
  • 網羅的なリアルタイム脅威防御・マスキング:プロンプトインジェクション、機密情報・個人情報(PII)の漏洩、権限昇格、過剰リソース消費などを防御。機密データは自動でマスキング処理されます。
  • マルチチャネルでの即時コーチング:ブラウザ上でのリアルタイムな警告・誘導に加え、KnowBe4の「Real-Time Coaching」と連動し、Slack、Microsoft Teams、Google Chat経由でリスクの内容と安全な対処法を即座にフィードバック。従業員の日常業務の流れを妨げずに安全な行動変容を促します。
  • OWASP基準の4大AI脅威をリアルタイム検知・自動マスキング:プロンプトインジェクション、機密情報・個人情報(PII)の漏洩、過剰な自律権限(権限昇格など)、無制限のリソース消費を検知。機密データは25のカテゴリを識別し自動でマスキングします。
  • シャドーAIの制御と安全なツールへの誘導:私的アカウントや未承認ツールの利用に対し、その場で「許可」「警告」「ブロック」を適用。一律の厳格遮断ではなく、承認済みの安全な代替ツールへスムーズにユーザーを誘導します。
  • 主要エンタープライズAIプラットフォームとの直接連携:Microsoft Copilot、Anthropic Claude、Google Gemini Enterprise、OpenAI ChatGPT Enterpriseと直接連携し、ブラウザ内外のAIアクティビティを深層レベルで把握します。
  • インストール不要、導入初日から可視化:エンドポイントへの専用ソフトウェアの個別インストールは不要。Chrome/Edgeのブラウザ拡張機能とAPI連携により、導入初日から即座に利用状況の可視化を開始できます。

■KnowBe4 最高製品責任者(CPO)グレッグ・クラス(Greg Kras)のコメント

「私たちは長年、『人』という要素のセキュリティ対策に取り組んできました。しかし現場の労働力は変化し、AIエージェントが対策すべき新しいメンバーとして加わりました。AIエージェントを守るのにプロンプトだけに注意するのは不十分です。Agent Risk Managerは、これらのエージェントの出力と行動に着目します。エージェントがネットワーク内を動き回るなかで、究極のシャドーITや、巧妙なプロンプトインジェクション攻撃のバックドアにならないようにすることが今後は必要です。」

Agent Risk Managerは、グローバルに提供される新製品です。詳細については、こちらをご覧ください。日本市場への提供開始は、2027年度を目指しています。