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KnowBe4、調査レポート「エージェンティックAIのリスクを『人間の強み』へ」 日本版を公開

作成者: TOKYO, JP|2026年7月10日

ガバナンスなきAIエージェントの急拡大と「報告をためらう組織文化」が日本企業のセキュリティを脅かす

AIエージェントと人の双方をセキュアに保つ、デジタルワークフォースセキュリティのグローバルリーダー、KnowBe4(ノウビフォー、本社:米国フロリダ州クリアウォーター、社長兼CEO:ブライアン・パルマ(Bryan Palma))は本日、最新調査レポート『エージェンティックAIのリスクを「人間の強み」へ:エージェンティックAI時代におけるセキュリティ文化の構築』の日本版データシートを公開しました。

本調査では、13の国・地域のIT・セキュリティ部門に携わる役員・管理職(セキュリティリーダー)800名とセキュリティ業務を担当しない一般従業員3,200名の計4,000名を対象にグローバル調査を実施し、そのうち日本在勤のセキュリティリーダー75名、一般従業員300名のデータを抽出・分析しました。その結果、日本はAIエージェントの自律稼働率が世界最多である一方、インシデントを安心して報告できる文化の醸成では世界最下位という、独自の課題が浮き彫りになりました。

■主な調査結果

  • 日本のセキュリティリーダーの79%(世界平均:58%)が、AIエージェントをすでに業務ワークフローに導入していると回答。そのうち34%は人間の監視が限定的なまま自律稼働しており、いずれの割合も調査対象の国・地域の中で最も高い。
  • 日本のセキュリティリーダーの40%(世界平均:37%)が「AIガバナンスが限定的または不明確」と認め、11%(世界平均:14%)は「正式承認なしにAIが使われている」と回答。
  • 日本の従業員の89%(世界平均:86%)が「ディープフェイクコンテンツは本物との区別がつかないレベルに達している」と回答。
  • 71%の日本の従業員が「ディープフェイク詐欺に騙される可能性がある」と回答しており、世界平均(64%)・米州(南北アメリカ)(60%)・EMEA(欧州・中東・アフリカ)(61%)を上回る。
  • コラボレーションツール(メール、ビジネスチャット)経由のなりすましを見抜く自信が「ない」と回答した日本の従業員は40(世界平均:19%)
  • 「ミスを安心して報告できる」と強く感じている日本の従業員はわずか21%(世界平均:43%)で、13の国・地域の中で最低。
  • 「(インシデントを起こした従業員に)学習・改善支援型の対応をしている」と答えた日本のセキュリティリーダーは60%(世界平均:49%)に対し、従業員側でそれを実感しているのはわずか32%(世界平均:39%)。この28ポイントの認識ギャップは世界最大。
  • 人間とAIエージェント双方のリスクを統合的に管理できる成熟した組織体制である「ゴールデンスタンダード(最高基準)」を実現している組織はわずか8%(世界平均:19%)で13の国・地域の中で最低水準。

■KnowBe4 Japan合同会社 職務執行者社長 力 一浩 コメント

「今回の調査では、日本はAIエージェントの自律稼働率が世界最多である一方、『ミスを安心して報告できる』と強く感じている従業員はわずか21%と世界最低水準にとどまっており、技術の活用が最も進む国で、それを支えるべき人間の報告文化が最も遅れているという実態が明らかになりました。これは、現代のサイバーセキュリティが、もはや単なる防御テクノロジーの導入やコンプライアンスの遵守だけに頼ることができないことを示しています。脅威そのものを見極めることが困難になった今日において、危険な行為を一律に制限するだけのアプローチでは限界があります。いま求められているのは、『なぜ上手くいっているのか』という成功要因に目を向け、そこから学び、組織全体で共有していくポジティブなアプローチです。そして、これらを実現するために不可欠な基盤こそがセキュリティ文化に他なりません。私たちはこの新しい時代において、お客様が強固なセキュリティ文化を形成・醸成できるよう、今後も尽力してまいります」

■調査概要

本調査は、米州(南北アメリカ地域)、EMEA(欧州・中東・アフリカ)、およびAPJ(アジア太平洋・日本)地域の13の国・地域における、800名のIT・セキュリティ部門に携わる役員・管理職(セキュリティリーダー)と3,200名のセキュリティ業務を担当しない一般従業員の計4,000名を対象に実施されたグローバル調査に基づいています。本レポートで引用しているデータは、そのうち日本在勤のセキュリティリーダー75名と一般従業員300名の回答を抽出・集計したものです。

回答者は従業員数250名以上の組織に所属しており、情報技術(IT)、医療・ヘルスケア、消費者サービスなど、幅広い業界の民間企業および公共部門(公的機関)を網羅しています。

本レポートの日本版データシートはこちらより、グローバルレポート本文はこちらよりダウンロードいただけます。